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Anger Log

by Catarrh Nisin

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1.
[Verse 1] 愛憎渦巻く世間に触れては 高ぶる感情ありのまま書き出す 眼に映る現実偽りなく 思考回路通して口から吐き出す  繋げる文章のパッチワーク 自在に操る丸から真四角  フロウでタッチアップ ナチュラルに魅せるジャパニーズ どんなビートでも交わる 邪魔な矛盾に不条理 苦闘し腹の底に潜めた本心  鬱陶しい事象に牙剥いて文字に変換 自分の表現で迎え撃つ 溜め込んだ不満とバイブス 今だけ解放して埋める退屈 どこぞの誰かに罵詈雑言 ぶつけられたとしても止まらないサイクル [Hook] Just Killing Time I'm Just Killing Time Just Killing Time 見渡す限り糞なことばっか Just Killing Time I'm Just Killing Time Just Killing Time 吸って腹の底から吐いてリラックス Just Killing Time I'm Just Killing Time Just Killing Time 小節を弾く言葉は散弾 Just Killing Time I'm Just Killing Time Just Killing Time 今は邪魔してくれるな 俺の時間だ [Verse 2] 取り柄のない奴が取るべくして取った唯一の術 思うようにいかないのが世の常 傷跡を付ける為に研ぐ爪  気にしてしまう理想とのズレ 乗り込んだのは沈みゆく船 だったとしても尚、己を信じる 何度も言い聞かす 「腹をくくれ」 やりたい事もなく夢現に暮らしてれば 表情に出る鬱っぷり 苦しさ抱えて俯き燻り 生きている人間のどこが美しい 働いて終える日々に ピリオド打って期待する明くる日 やり続けて打つ舌鼓 これは生涯をかけての暇潰し [Hook]
2.
[Hook] 辻斬りBARZ ぶった斬る虫の沸いた耳 ビートの上でヒリついたフロウ繰り出す ハイプに塗れたギミック 擦れ違い様にKill It 辻斬りBARZ 淀んだ空気の中 身構えて殺す息 赤く染まったこの様式美 何が見える 痛みの先に [Verse 1 : Catarrh Nisin] バッドスメル 鼻に付いてから神経に触れる  世界の現行を水で薄めた ファッション先行の奴が上がるシステム それを良しとする寒い風潮 宗教染みた気味悪いムード 野暮なMCの偶像 影から睨み付けて目深に被るフード 空洞 抜け落ちた魂 至る所、皮相なものばかり ただひたすらに情報横流しするだけの 腐りきったWEBマガジン 何も考えず楽にあやかり どれも当たり障りなく横並び  時の移ろいに流す拘り 泡沫の言語捌き [Hook] [Verse 2 : DUFF] 権力志向、どいつもこいつも権力志向 タレント気取りのクソなラッパー ラッパー気取りのクソなタレント 知った風な顔 気持ち悪い 有名になりたいだけの出しゃばり 「音楽なんてどうでもいい」 顔に書いてありクソ笑える 寒いコメント凍りつく まだ気にしてんの?再生数 フォロワーどうとか関係ない 一緒にすんな、その価値観 誰の為とか知らねえわ 自分の衝動書き留めてる 放った言葉が宙で拡散 切り裂くフロウ チャンピオンサウンド [Hook] [Verse 3 : Catarrh Nisin] 俺は興味ない 飛び交う主張 カルチャーの取り合い 無益な論争 口煩い 底の浅さを露呈する振る舞い 地下と地上、橋渡す行い 振り幅見せ付けたいだけのちょこざい  あたかも何かを成し得たかのように大 きな顔をする死に損ない 大金積んでビッグネーム起用しても無駄 際立つ無粋 適当なスタイルで適当な事言う 敷居が低いなら意識も低い 片腹痛い 嫌でも視界に入り込む烏合の衆の猿芝居 この目と趣向を凝らして雑踏の中で放つ居合 [Hook]
3.
[Hook] おい こらまた言行不一致か おい ほらまた言行不一致 おいこらまた言行不一致か おい ほらまた言行不一致だ おい こらまた言行不一致か おい ほらまた言行不一致 おいこらまた言行不一致か おい ほらまた言行不一致 [Verse 1] 緩い頭のネジと唇 威勢よく言い放ちいちびる 野望を盾にダラダラと生きる ただの見栄っ張り すぐにチル 自ら決めて破るルール 大口叩く割にはルーズ 他人巻き込んで夢物語 描くなら胸の内だけで十分 クール≠適当 フール独演脳内劇場 不明瞭な成功 合わないベクトル ブレる言動は夢想家に適合 飲みの席であーだこーだ言うだけなら誰にだって出来そう すべき事をせず足がめり込むが 目にモノ見せたいと思ってる 24/7 ぞんざいであやふやな手順 白昼夢で意識はヘブン 独り酔いしれて良い気分 責めない自分 耳が痛くなる指摘されても 非を認める事なく自己弁護  説教くさくて面倒くさいだけ しれっとあしらって飲む針千本 ほらまた嘯いてらぁ 舌先三寸の自惚れ屋 責められてはケセラセラ 強気で懲りずにヘラヘラヘラ しまえそのジャストアイディア 揺れる軽薄なお頭とプランプランプランプラン あっちやそっちへフラフラフラフラ 空言ばっかりブラブラブラ [Hook] [Verse 2] 迂闊に手出す合作の誘い 真摯に向き合ったのが間違い ビート提供 REC手伝い 限りある時間無駄遣い 未完でお終いって何がしたい 途絶える連絡 雑な扱い 中途半端で怠惰な奴との共同作業なら俺は乗らない 出る気配のない音源 どうせ呆気なくポシャってフェードアウト 骨折り損くたびれ儲け 宙に浮いたまんまのデータ 行動あってこその成果 その体たらく誰のせいか 正面の正座に対し胡坐と義理を欠いて人にかける迷惑 年内には出す出すとか言って羽と鼻の下伸ばす 群がる暇があるならまず制作 傲らず怠らず書き出すVerse 甘え唆す のんべんだらり 図太い神経で逸り立つ 気付けば周りから能無しのレッテル貼られ信頼損なう ダウト 嘘をリライト 不確か過ぎる 粗い未来像 活かしきれず勿体ない 埋もれて費えるせっかくの才能 甲斐性なしからスイッチ もう止めとけ ホラ吹きスピーチ 時計の針と舌打ちががチッチッチッチッ 足引っ張るならシッシッ [Hook]
4.
[Verse 1 :Catarrh Nisin] 気にしない 気にしない いちいち人のこと気にしない  開く 我が道 全部意識次第 それぞれ価値観の行き違い 良かれと勘違い 押し付けがましい スルー 右から左へ流す 雑魚ほどベラベラ語りたがるが イケてるアイツは行動で語る 学ぶなら思うように 気の向くがまま決める方針 あーしろこーしろ あれダメこれダメ 死にかけている奴の理想に 付き合うだなんてボーリングボーリング 無駄に若い芽摘んで自己陶酔 どうせなら背中でShow me しょうみお前の話はつまらん もういい もういい [HOOK] 真っ赤な顔で御託並べ Calm Down そこの雁字搦め みっともなくて喧しい 痛くてさもしいお前の話なんて どうでも良い I don't care [Verse 2 : Onjuicy] ONJUICYが勝ち取るセンター I don't care 勝ち目はねぇな 横取り40 鼻くそ単位 ショーバイマネーを総横取り ここは東京 あそこはロンドン バンコク 中国 まとめてサンドバック PAM!!! PAM!!! 国境俺が壊し Redbullよりも高く飛ぶガンダム TokyoGrime ナショナルフ××キンチーム こんなのイージービーッチ 歩く夜な夜な 朝から晩から 昼から時差ボケ ナチュラルハイ 笑 俺はハイカラ いつでも Busy Working Working 邪魔だビッチーズ マイク握った俺がキング くだらない演説はい終わり [Hook] [Verse 3 : PAKIN] 超 どうでもいいわ ご意見番様、お出ましだ 話すスピードはまるでマシンガン しゃしゃりでてきて言いたい放題 言われても俺はどうでもいいわ  聞けばブルーになるより普通にガチイラつき胃がムカつきだす つか、吐き出す吐息がまるで生ゴミな君は絶対無理 猿のケツばりお顔が真っ赤かか 頭からでるの蒸気だ アリャリャリャ? 「私ばかだからさ、分からなかった」 とか言い訳言う奴全員マザファカ んー、low passばり下がるIQ持つ あいつに割くに値する時間もうnothing 皆様ください 合いの手を それではセーノ I don't care [Hook]
5.
[Verse 1] 鬱から躁 切り替わる血相 俯いて通過する街の喧騒 解き放たれる平日の閉塞感 向かう音のレクリエーション 動き出す夜の現場 意気揚々と慣れ合う演者 入り口前で話し込む奴ら横切り音漏れの中にエンター 無愛想 ダルそうなキャッシャー 仲間内では口達者 手の甲に押される濃いめのスタンプ 闇を照らすミラーボールがSun 恥捨て無難な普段よりハジけ 日頃の不安や不満を忘れて  思わず歪んだ杜撰なマナー 酒に溺れて目が眩んでグラングラン Drunk man ノリノリで一人踊りドリンクぶちまける その陰でテキーラ売り歩かせては齷齪と金を稼ぐ 黒字にしたいオーガナイザー ビジネスだから仕様がないか 客入り気になって楽しめずにソロバン弾く今日の採算 ぬるいラップ ぬるい選曲 阿漕な商業 適当なShow 出番が終わればギャランティー貰って ホテルに戻り眠るゲスト 消費されていくフロントアクトも 出番終わればすぐにたむろ スマホ取り出してエゴサーチ 好感触な発言は拡散がMust  緩く体揺らし 渋い表情で煙草燻らす フロアーにポイ捨て踏んで消し こなれた態度 自然とすかす 呼ばれては合わせるグラス 人付き合い関係複雑 どっぷりクラブの雰囲気に浸かって その場の空間シェアする週末 [Hook] 腐った頭吹き飛ばすWeekend 思うがままに乗ってってダンス 張り切りイキるMCとDJ 踏ませるステップ 滑稽なダンス 腐った頭吹き飛ばすWeekend 思うがままに乗ってってダンス 思惑入り乱れるパーティーでビッチとダンス [Verse 2] 目上の搾取 中指隠す 形だけ握手 上から下へと巡る悪循環 箱の中でもくだらない習慣 こそこそ回すWeed 居場所なくしたボッチは隅っこ あたかも人パンパンで盛り上がってるかのように 思わす誇大Tweetを流す 暇持て余す 出る欠伸 待ち侘びる始発 すっと離脱 街に繰り出す ノリが悪いと言われる素面 理性を乱す 音量と共に気が大きくなるアニマル 1ショット2ショット3ショット4ショット 死角で吐く始末 スピーカーの前で突っ伏して聴き入る 真面目なミュージックラバー 急にイチャつく男女 我欲のまま 剥き出しの性 大好きなワヤ ガヤガヤガヤ 濡れてグチャグチャになったフライヤー  顔面に落書きされた死体 日々のストレス着火してFire 皆でアンドゥトロワー 調子良いパリピなアイツもほら しらけた根暗なアイツもほら ワンチャン狙ってるアイツもほら 楽屋でダレてるアイツもほら バーカンに居座るアイツもほら 先輩、仲間の付き合いで 仕方なく遊びに来ているアイツもほら ノルマに追われたアイツもほら 外タレ目当てのアイツもほら 地蔵、仁王立ちのアイツもほら 中指立ててるアイツもほら  したり顔で威張るアイツもほら ゲストに胡麻するアイツもほら 各々リズムに飲まれて 夜な夜な皆で揺るがすダンスフロアー [Hook]
6.
[Hook] GGG 群がるGGG 鋭い触覚で探るニッチ 獲物を貪るGGG GGG 蔓延るGGG 真似して懸命に合わすピッチ 俺もお前もGGG [Verse 1] 辺り見回し見つける隙間 素知らぬ顔で入り込めば住み家 ギラリ黒光る厚顔無恥さ パイオニアぶって知った振りか 上手いとこだけかじって生み出す どうあがいても所詮レプリカ  あいつはイケてないと貶し 目くじら立てたところで同じ穴の狢 画面越し勝手に比べるレベル 知識ひけらかして皮肉に責める ただかぶれてるだけの愚直が いくら取り繕っても溢れ出る下劣 自己を愛でるえげつないエネルギー 心躍らす特定のヘルツ  常に追う先メリケンエゲレス 熱そうな場所へと誘われてく [Hook] [Verse 2] ストリート気取る金持ちのボンボン 生い立ちから違い過ぎる根本 ボーダー越えて悪意なく侵入 鼻息荒くアピールしてリンク いけしゃあしゃあ 堂々と玄人みたく放つ受け売りの文言 作品から身なり振る舞いまでも コピーして吹かしたつもりの新風 リスペクト盾に便乗 はしっこくて毛の生えた心臓 横柄な卑しん坊 尻馬に乗り続けるしか能がない もし取り上げられても珍しいだけ 称賛浴びても模倣しただけ 工夫も昇華もせずに平然と オリジナルを騙るペテン師だらけ [Hook]
7.
[Verse 1] ゾロゾロゾロ群れで歩いている様はおどろおどろしい 陳腐なメッキがボロボロボロ 見ているものは 夢や幻ではない現 どこもレッドゾーン あちこち飛び交う下手な鉄砲  グラグラ揺れる弧状列島でウロウロ彷徨うリビングデッド 呻いて足を引きずる 冷めた空気が更にピリつく 迂闊に接近すればハイリスク 自然と戦い方が身に付く さっと避けて姿隠し 遠巻きに眺めそっとロックオン 仮に追われても冷静な策士 スマートに決めるヘッドショット ヘマすれば寄って集って叩かれ貪られる 次から次へと増える 小突き合ってるだけで日が暮れてく    静かな大衆 かます傍観 やるならしっかり狙え脳幹 頼るは自分の腕と直感 腐食した聴覚に向けるShotgun [Hook] Night / Dawn / Day 溢れるゾンビ 狙いを付け構えるShotgun トリガーなら1プッシュ1クリック リディムの上で踊るShotgun ストリートにサイバースペース 油断するな 食われれば後遺症 とろい動きに脆い脳みそ 眉間の皺ごとぶち抜くShotgun [Verse 2] のらりくらり嗅ぎ回って人のケツ追うだけの鈍い感性 多い独りごと情緒不安定 どんよりする空気 憂いの感染 どどめ色眼鏡レンズ越しに誇示する痛いセンス 無名か有名かでしか善し悪しの判断が出来ないような連中 わらわらわら固まって密集 画面を通じてエピデミック 離れていても漂う異臭 もはや盲目のヒステリック いい年こいて小児病的 厳つい態度 ただの匹夫 腐乱死体目掛け一心不乱に散弾バース撃ちまくって一蹴 アンダーグラウンドに行っても ショッピングモールに逃げても駄目 ごまんといる魑魅魍魎掻き分けきれず飲まれる地獄の果て 気持ちが折れたら負け 情け容赦は要らない さっさとやれ 相も変わらず今日もボンクラは行動せずに喚いてるだけ [Hook] [Verse 3] 可哀想に 死んでいる事にも気付いてない とは言え見縊れば痛い目を見る 殲滅するまで気は抜けない 勇敢か馬鹿か無謀なプレイヤー 攻めるくせして脇が甘い 真っ向からぶつかれば恰好の餌食 発狂して薄ら笑い 蠢く胡散臭い 綺麗事ばっかり抜かすあの生存者 生ける屍利用して金儲け ヒーローぶって魅せるパフォーマンス 狡猾な手口 上げる評価 風向き見て空気読む評論家 流れに逆らおうものなら正義振り翳して首ちょんぱ 黙過 通り過ぎる 身に付けておくべきスルースキル 足首掴まれて知らん振り パパッと振り解き生き延びる 緩んだ口から湧き出るウジ 踏み歩く度、汁が飛び散る 相手するだけ無駄なエネルギー ビートの上から撃って楽しむ サバイブすればするほど黒くなっていくこの腸 自分の事だけ考えて動く 仲間も捨てて命からがら ふとした瞬間 募る悲壮感 隙与えて噛まれGAME OVER お前らみたいになってたまるか 意を決し口に咥えたShotgun
8.
[Verse 1 : Catarrh Nisin] 止まった思考 今にもとろけそうな脳ミソ 夢と希望 未だに引きずる 自分を殺してしまいそう  割り切れない 過去の埋葬 未練がましい 軟なマイソウル 分かってるからこそムカつく 捨ててしまえよ そんなプライド フラつく自律 重い空気 自らの手で締める首 考え方が生温い 恵まれているのに生きにくい とか 何かにつけてまた合理化 怖くなって踏み込むブレーキ 一度も死に物狂いになった事なんてないくせに 激しく窓ガラス叩く雨 後ろ姿 不甲斐なくて惨め 時間を削ってやっている意味 気持ちが堅過ぎて糞真面目 嫌な焦り 夜中の冷や汗 弱音を吐いて 情けなく卑下 妥協を選んで過ごしゆく日々 満足できるか その幸せ  いくら徳を積んだところで今更あの日の俺は返ってこないし いくら部屋の中で項垂れ独り悩んでいても答えは出ない 人の前では虚勢張って ヘイトばら撒いてくだらねー 蜜に溺れたグータラめ 一思いにさっさとくたばれ [Hook] 冷たく胸打つ村雨 重苦しいこの頭の中はグレイ この世の全てが鬱陶しい 感情に纏わりついた憂い 虚ろで心が行方不明 笑い飛ばせる力をくれ 歯を食いしばり生きる人生 いつかの皺寄せ 乗り切るグルーミーデイズ [Verse 2 : Itaq] あれは依存、だったのかな ほら明けない夜 晴れた日も雨の中に居たと気付く醒めない夢だけど悪夢 またそうやってハシゴ外すのやめてくれ 信じかけたとこだったのに友達ギリ未満だ 変な生き物でも話しかけてあげなきゃじゃ 意味が無いってことをまた言わなきゃダメかな 晴れ渡った運動場の汗ばんだシャツがくっついて 俺を匹でカウントした団結とかアレだな 見えない壁 冷えた関係 キャラを被る 地べた這って時間を耐える 多数派の影 煮えくり返った腸 思い出の映り方は人によって様々 今でもあの日と同じようにやってるとか馬鹿だな こっちはやっと幸せ変化は東京に来ただけ 俺みたいなタイプはきっと狭い土地で光らねえ 行動させる 突き動かすのはいつも太陽と北風 些細な変化に気を配って活かすことで 開かれるはずと信じ考え時に力技で [Hook]
9.
[Verse 1] イラついてまた チッと舌打ち 高飛車、傲慢人間のマーチ 固い愛想笑いで何気なくかわすもやはり感じる苛立ち 返答、相槌、空気の察知 働かせる第六感 イマジン 過剰に気を遣い口に咥えたまま 離す事の出来ないゴムパッチン そんな世渡り どこに行ったって人の繋がり 次第で変化する評価 プラマイ気にしてる事が既に浅ましい 媚売る馬鹿の恥晒し その中、佇む座敷童子 偉そうなくだ巻きに頷く取り巻き やきもきするような業界の柵 息苦しくさせるプレッシャー 鬱陶しいどや顔 とくとくと連射 威張るエイジアン 一方的に傾斜45度くらいから投げてくる提示案 独り善がりのメジャー どっちが正邪とか興味ねーしな  ただやたらと型にハメたがる頭の固い輩ども 傍から見てるだけでイメージダウン [Hook] Spit Spit ぺちゃくちゃ気安く吹っかけてくるな 俺とお前とでは水と油  Spit Spit 歩み寄ったって合わない価値観 互いに隠した 腹中に爆弾 Spit Spit 溜まりに溜まった粘っこいストレス 生じた摩擦 僅かなる接点 Spit Spit 平行線上でペッペと顔面に向かって唾吐きかける [Verse 2] しゃばいコミュニティ 吐き気するような学生ノリ 気の毒なほどにヘボいアビリティ チャラチャラと奏でるシンフォニー どれを取ったって安っぽい 右から左に流れるゴミ やってる当人ら皆調子乗り 実際、盛り上がってるのは内輪のみ おい 裸の王様 訳も分からず持ち上げる女ら すぐその気になるアホンダラ 井の中の蛙 そんなもんかな 渦巻く大海に用はない ただ遊び感覚で跨ぐボーダーライン おっかないからって浸かってるぬるま湯 外の水は冷たくて塩っ辛い キャッキャワイワイで楽しい文化祭延長線上の見せ物 快楽主義者が生んだ災い 夜中に増える偽者、吹き出物 簡単お手頃成りきりプレイヤー 滑り散らす寒いエンターテイナー 無駄に持ち合わせたハングリー精神 活き活きとイキった振る舞い眺めてるだけでイメージダウン [Hook]
10.
[Verse 1] 触れる表面 良い人そうな印象も妙に不審で不透明 眺めているだけならフローレス 深入りすれば浮き出す盲点 奥で見え隠れする膿栓みたく悪臭漂う 聡明だから成せる業か どれだけ目尻を下げても乾いた黒目 嘘も方便 使うおべっか 安い台詞に隠された魂胆 鈍感ハメて上げる好感度 弱みに付け込む舌端 ピュアな顔して汚れた手の内 ドロドロでベタベタ 暗くて冷淡な腹の底 充満する下心のフレイバー 体裁良く街を蠢く 善人面で卑劣な思惑  煌めく街並みの陰に潜んで捕えたカモ掌で転がす  何一つ悪びれることなくモラル翳して諸悪を秘匿し 密かに儲ける裏面工作 利便性ある偽善で誤魔化す黒幕 如何問わず仕掛ける罠 狭い路地からビルの中 例えどこに居ようが出くわす 怪しい誘惑だらけの娑婆 ズブズブにハマる愚かさ 騙された分、金が舞う 人間と悪魔 表裏一体 渦巻く正気と狂気の沙汰 [Hook] 甘い言葉の裏 綺麗な街の裏 目を背けたくなる程の汚い臭いものには蓋して隠す 飛び交う情報の裏 見ている事象の裏 人のみぞ知る入り組んだ内情 におう表と裏 甘い言葉の裏 綺麗な街の裏 目を背けたくなる程の汚い臭いものには蓋して隠す 飛び交う情報の裏 見ている事象の裏 人のみぞ知る入り組んだ内情 感覚惑わす表と裏 [Verse 2] 疑わしい 流布する くだらん与太話 出る杭打とうと必死に悪意ある噂を ばら撒いて憂さ晴らし ○○らしい ××らしい ベラベラ口から垂れ流し 曖昧に言葉を濁せば責任なんてモノはかからないらしい 確証なしにいい加減な発信 それをすぐ鵜呑みにしてバッシング 真に受けてまっしぐら飛びつく 錆びついたその猜疑心をブラッシング いいようにあっちこっち 人の心翻弄する不埒 そうやって私利私欲を満たしている 他人の不幸は蜜の味 どれも眉唾物 氾濫するカスだらけのメディア テレビ 雑誌 PC スマホ 騒ぎ立てる集団ヒステリア  皆が言うからのっとけ的な適当な考えがひしめき合う 叩いて忌み嫌う 憂き目は絵になる どいつもこいつも信用できない 感情動かされて何度目 文章から聞こえる癇声 炎上させ便所虫のように群がる事で快感を得る 事実を曲げて色づけ盛って錯綜させるナイト&デイ この世を見極めるべく研ぎ澄ます 第六感と第三の目 [Hook]
11.
[Verse 1 : DEKISHI] あいつら何もわかってない 俺がこの場でビジョンを示す 精確にはちらっと見せる ファイナルファンタジー すぐに分かりゃ苦労しない 何を成すかは 人次第 Dekishi Dusty しない 神頼み どういったいいのかな おい そういうところを掘り進む ワザ見せる自分のカリズマ お前の頭 開ける ドリル ハッと させる 成分の注入 そういう物を含むボイス そう おい このボイス 俺は所謂 スピリチュアル 異端審問 受けて立つ 枠に俺ら 囚われたら 見えないものを取り逃す 虚無の口は開かれたまま 逃したフィッシュはデカイのかな お前の言葉はただの記号 繰り返してるだけの記号 何を言ってる わかってる? お前は死にかけ、俺は生きてる 何も見えていない ボンクラ やつらと競い合い てめえにビジョンは無い それがでかい違い パイの奪い合い またか パイの奪い合い それか すっぱいぶどう 並び立てる それで何かわかったかい [Hook] 俺ら 見えないもの 見える 俺ら 見えないもの 見える 俺ら 見えないもの 見える やり たい こと あるんで 俺ら 見えないもの 見える 俺ら 見えないもの 見える 俺ら 見えないもの 見える 生き てる 人 なんで [Verse 2 : Catarrh Nisin] 俺ら見えないもの見える 簡単には見えない 見えないもの見える あいつらには見えない その差が分ける世界 誰にも負ける気ない クリアで広い視界 消えてく靄とトロイメライ 頭でっかち何かにつけてやたら理屈欲しがる 見通し悪い 能書き垂れ ああ言えばすぐさまロジカル  兎に角 ロジカル 何にも見えなくなる この通り冴えてる DEKISHIとCatarrhはスーパーナチュラル 全くピンときてない 甘いピント 入り込むノイズ ブレにブレてるしゃばいマインド 表層見て深層はポイポイ なんとなく それっぽい 理解している風にエンジョイ そんな話聞くだけでしんどい お前ら一体どこ見とんじゃ おい 節穴の展望 節穴の展望 枠にハマり込んだ虫けらの展望 所詮そんな程度 いくらぼやけた目を凝らしても真っ暗なビジョン 精々頑張って腑抜けたセンサーで感じ取れよ [Hook]
12.
苦虫噛み潰す 苛立ち書き記す 腹の虫撒き散らす 端から首吊るす 形振り構わず 五寸の釘を打つ 周り鏡を見ても目に映るのはゴミとクズ その目でしっかり見ろよ 薄っぺらい奴ら 腑抜けばっか 尖ったフリして牙なんて無い ただ強がってるだけのラッパー 懸命に作り上げたキャラクター 卑しい打算で切った張った ぞっとするほど薄ら寒い そこにいる全員がフェイクだった あいつは節操ないらしい トレンドには滅法目がないらしい 踊らせているつもりで何かに踊らされてる傀儡 平凡な表現 仕様もない 大した歌詞の内容でもないのに 格好つけたいが為に付けるペアレンタルアドバイザリー ワイワイサークル仲良しクラブ グダグダグダと酔って管巻く 自由にやれよ 俺は関係ない 巻き込まれるのは真っ平御免 何回も何回もグラスぶつけ合っては乾杯 うだつ上がらない奴らが鬱憤を晴らす為の晩餐会 アルコール / マリファナ / ドラッグ 目の前にあっても俺は要らない 会って気を遣って挨拶するだけの繋がりだったら別に要らない 邪魔くさいから避ける諍い 外はクリーンでも中は汚い いくら笑顔で会話をしても人の内心まで誰も知らない 知らない 誰も知らない 知らない 本当の事なんて誰も知らない 行きたくもないイベントに行って顔出し 時間と金を浪費し仲間のフリする顔馴染み それなら家で曲を作って早く寝た方が身の為 改めて合ってるかどうか気になり始めた自分の身の丈 人影ばかり気にしてる 自然と表情から滲み出る 有象無象の中で他人から悟られないようにひっそりと息してる かたや余計な事を世界へと向かって大声で呟いて 目くそ鼻くそ血気盛んに持論を唱え叩き合ってる まともにやり合ってれば そのうち頭がおかしくなる 敵と見なせば排他的になって理性が利かなくなる 必死に時間を割く 価値観の押し付け合いで勝つ なにかにつけて人を見下す こっちが善であっちが悪 みんな助け合うって本当? 人間って高尚? 誰しもが平等? 全部聖人の妄想? 零れ落ちる憎悪 アウトオブコントロール それぞれ敵を憎んで目指す自分の理想郷 仮面の内側 気分は浮かんで沈む 硬くて分厚い皮 綺麗な面で演じる いやらしく美辞麗句連ねる芸術 同じ目線でも違う 俺が見ているのは紛れもない現実 嘘吐き 掌返し あらゆる現象に低い期待値 何をするにも付き纏う懐疑 多分ここに絶対はない 暗い、耳が痛い 事ばかり書いて何が言いたい? と言われても分からない 伝えたいメッセージなんてこれと言って特にない 手当たり次第 四方八方に振り回す言葉は諸刃 一体俺らは何様 講釈垂れて澄まし込む大人 何でもかんでも既存の型にハメたがるのは愚か 顔も素性も知らない誰かの主義や嗜好なんて知った事か 惨めな馴れ合いや媚び売ってプロップス手に入れるより 独りで気ままに過ごす方がいい 人となり見て推し測る距離 反り合う合わない 百人百様 数として扱う人の悪用 渡る世間は鬼 情に厚そうに見えて案外薄情 あいつら結局そんなもん 隙を見せれば寝首を掻かれる 俺も結局そんなもん 隙を見つけて寝首を掻いてる 本音飲み込んで遜るビジネス 気を付けろ背後 振り向いて一瞥 渇いた喉 火をつけるBPM そう 俺はビートの上で生きてる 生きてる 生きてる 俺はビートの上で生きてる 希望もないような奴にはなりたくない 何もしないでゴチャゴチャ抜かすような奴にはなりたくない 陰で馬鹿にされ負け犬の遠吠えだと思われても良い 年だけ重ねてこの世に何一つ残せないまま死にたくない 苦虫噛み潰す 苛立ち書き記す 腹の虫撒き散らす 端から首吊るす 人の目気にせず 形振り構わず 鼓膜に五寸の釘を打つ 周りを見ても鏡を見ても目に映るものは
13.
[Hook] 辻斬りBARZ ぶった斬る虫の沸いた耳 ビートの上でヒリついたフロウ繰り出す ハイプに塗れたギミック 擦れ違い様にKill It 辻斬りBARZ 淀んだ空気の中 身構えて殺す息 赤く染まったこの様式美 何が見える 痛みの先に [Verse 1 : Catarrh Nisin] バッドスメル 鼻に付いてから神経に触れる  世界の現行を水で薄めた ファッション先行の奴が上がるシステム それを良しとする寒い風潮 宗教染みた気味悪いムード 野暮なMCの偶像 影から睨み付けて目深に被るフード 空洞 抜け落ちた魂 至る所、皮相なものばかり ただひたすらに情報横流しするだけの 腐りきったWEBマガジン 何も考えず楽にあやかり どれも当たり障りなく横並び  時の移ろいに流す拘り 泡沫の言語捌き [Hook] [Verse 2 : DUFF] 権力志向、どいつもこいつも権力志向 タレント気取りのクソなラッパー ラッパー気取りのクソなタレント 知った風な顔 気持ち悪い 有名になりたいだけの出しゃばり 「音楽なんてどうでもいい」 顔に書いてありクソ笑える 寒いコメント凍りつく まだ気にしてんの?再生数 フォロワーどうとか関係ない 一緒にすんな、その価値観 誰の為とか知らねえわ 自分の衝動書き留めてる 放った言葉が宙で拡散 切り裂くフロウ チャンピオンサウンド [Hook] [Verse 3 : Catarrh Nisin] 俺は興味ない 飛び交う主張 カルチャーの取り合い 無益な論争 口煩い 底の浅さを露呈する振る舞い 地下と地上、橋渡す行い 振り幅見せ付けたいだけのちょこざい  あたかも何かを成し得たかのように大 きな顔をする死に損ない 大金積んでビッグネーム起用しても無駄 際立つ無粋 適当なスタイルで適当な事言う 敷居が低いなら意識も低い 片腹痛い 嫌でも視界に入り込む烏合の衆の猿芝居 この目と趣向を凝らして雑踏の中で放つ居合 [Hook]

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released March 4, 2020

Mastered by Wax Alchemy
Photo by Yuki Okuda

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Catarrh Nisin Kobe, Japan

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